La Fabbrica (2)

120日の記事で「2月の終わりには完成のご報告を」と申し上げたのですが、4月に入った今も、まだ完成してません La Fabbrica!普通じゃないプロジェクトというのは、なかなか先が読めないものですね。


I wrote on the 10th of January that I should be able to announce its completion, but La Fabbrica is still under construction! Unusual projects are always unpredictable.



クルマと少年(2) Automobile and the Kid (2)

 少年時代、僕が描いていたのはスーパーヒーローが乗りそうな非現実的なほどに速くて強い最新式のクルマではなくて、空想のクラシックカーがメインでした。同じクルマの30年代の姿、50年代の姿、80年代(当時の「現在」)の姿、という風に時代を経て同じクルマのスタイリングがどのように変貌していくかを思い描きながら描くのが楽しかった記憶があります。子供ながらに、クルマのスタイリングを通して、世の中に混在する様々な「世界観」を感じ取っていたのかもしれません。
今、たとえば家具をデザインする時、僕はその家具がどのような「世界観」を醸し出すべきかをよく考えます。ノスタルジックなのか、イマドキなのか、未来を感じさせるのか、クールなのか、普く親しみやすいのか、ポップなのか、高級なのか、などなど。一つのテーマをカッコイイ一辺倒ではなく多様なスタイルに展開していくデザイン手法の原点は、小学校時代に没頭したクルマのお絵描きにあるように思います。

During my childhood, the main subject of my drawings was imaginary classic cars instead of ultra high speed groovy vehicles likely to be driven by super heroes. I remember enjoying drawing while imagining how the styling of my car would differ between the ‘30s’, 50s, and the ‘80s (which was “now” at that time). Although I was a child, I probably perceived diverse world views through the observation of car styling.
Today, when designing a furniture for example, I think carefully about how the world view of the furniture should be. Should it be nostalgic, trendy, or futuristic? Cool, intimate, pop, or luxurious? etc…  I feel that the starting point of my method of developing various styles from a single theme, can be found in the drawing of cars that I was absorbed in during my elementary school days.





2015.4.1 追記

ちなみに、右中段に描かれているクルマ、スズキのツインにそっくりですね!指摘をされて気付きました。しかしですね、ツインが発売されたのは2003年なんです。その18年前にこれを描いた当時の僕は未来が見えていたのでしょうか。覚えてませんが…。我ながらビックリです。


postscript 1 Apr. 2015

By the way, I was pointed out that the car drawn in the middle right looks very much like Suzuki’s TWIN, and wow, it does! However, TWIN came into the market in 2003. That’s 18 years after I drew this picture. Was I able to see the future? I don’t remember…. At least I’m very surprised now.



クルマと少年 Automobile and the Kid

僕は少年時代の7,8年を自動車大国アメリカ合衆国で過ごしました。その間何度か日本にも滞在したのですが、当時、真っ白でピカピカな小さな箱のような小型車ばかりが走る日本と違い、アメリカではドアやボンネットが外れてしまったサビサビのクラシックカーから世界に数台しかないと思しきスーパーカー、はたまたユーモアたっぷりのトンデモ改造車まで、実に様々な時代の色とりどりのクルマが日常的に行き交う様子が印象的で、僕は毎日のようにインスピレーションを受けてクルマの絵を描いていました。そしてその経験は、少なからず今の自分のデザインに影響を及ぼしていると思っています。どんなふうに?...それは次回書きます。
ちなみに、写真の子供は僕です。

With a couple of temporary returns to Japan, I spent seven to eight years in total of my childhood in the United States of America. To my eyes, the automobiles in Japan seemed to be mostly small, white, clean, and box-like in contrast to the great variety seen the U.S.A.; rusty old classic cars with no doors, super rare super cars, humorously remodeled cars that really make you laugh, etc…. It was natural for me to become interested in the colorful cars from all generations, and they gave me enough inspirations to draw pictures of cars almost everyday. My designs of today are influenced by this experience in no small way. How, then? I’ll write about that in the next issue :)
BTW, that’s me in the photographs.


Logo Renovation

静岡県のカーボンメーカー Tras 社のロゴをリフォームしました。創業30年を機に、次の30年へと貫かれる信念をデザインに盛り込みしました。遠目に見れば、今までのロゴと大きく印象は変わりませんが、近寄れば、以前よりもスピード感が増しているのがお分かりになるかと思います。「T」の横棒から「carbon」にかけての水平方向のムーブマンによって「貫かれる信念」を強調したのです。また「T」の横棒を社長の信念とした時に、それを下から支える賛同人の存在を縦棒とし、これらが「合流」して加速する形にまとめてあります。

Shown here, is the renovation of the corporate identity of Tras Co,.Ltd., a manufacturer of carbon composite products based in Shizuoka.
The new logo should seem “accelerating” compared to the original design, while maintaining its fundamental impression when seen from a distance. I emphasized the continuous horizontal movement from the top line of “T” to “carbon”, so as to express the president’s consistent principle speeding up with the merge of the supporters which is symbolized as the vertical line of “T” flowing into the main stream.



Pure Fahrfreude

子供の頃からクルマのスタイリングが大好きで(そのことについては、また別の機会に書きます)、いつかクルマの世界にもデザイナーとして関わってみたいものだと思っていたのですが、まさかポスターのデザインという形で接点を持つとは。LEXUS IS F CCS-R のポスターです。
プロダクトデザインと同時に、こういった紙媒体中心のグラフィックデザインも手掛けています。次回の記事では、そんなグラフィックの仕事の中でもちょっと珍しい「ロゴ・リフォーム」の事例をご紹介したいと思ってます。

Since I was a child, I’ve been longing to be involved in the automobile industry as a designer, but never did I expect to be designing a poster for a racing car. So, there it is; LEXUS IS CCS-R.
As you can see in my website, I do both product and graphic design. In the next issue, I’ll write about my latest approach to an unusual “logo renovation” project.


GIZA, ISHI, WAKKA

このたび花茣蓙のデザインをしまして、近々公開されるのです。床に敷いてしまえば平らなのでグラフィックデザインと捉えることもできますが、空間を構成する家具に近い感覚でデザインしたので、ウェブサイトでもプロダクトデザインのページで紹介しています。

鮮やかなのに深みを感じる色は、添島勲商店ならでは。この花茣蓙をIGSAシリーズの椅子に張ったものも展示されるということで、僕も見に行くのを楽しみにしています!

あと、僕のデザインではないんですが、なんとあのスペースインベーダーゲームの画面をモチーフにした花茣蓙もお披露目されるとのこと。やることがユニークです!


インターナショナルギフトショー東京ビッグサイト

201524日(水)〜6日(金)10:0018:00 東6ホール



Rush rugs - a type of flexible tatami mat we call “hanagoza” in Japan - that I designed are just about to be released. The design may be categorized as graphic regarding how flat it becomes on the floor, but I decided to introduce the work in the product design page in my website because I considered it more as a piece of furniture composing the living space.

Soejima Isao Shoten Co.,Ltd. is doing a splendid job again in creating the vivid-but-deep colors for all six variations, and I was informed that one of the designs will be applied to a lounge chair from IGSA series on the occasion of the exhibition. Mmmm… can’t wait to see it!

Soejima is also going to display their new “Space Invader” hanagoza (note: not my design).  Their activities are truly unique.


INTERNATIONAL GIFT SHOW @ TOKYO BIG SIGHT

Wed. 4 Feb. - Fri. 6 Feb., 2015 10:00 - 18:00  East Hall 6


GIZA red & GIZA blue


ISHI black & ISHI gray


WAKKA black & WAKKA brown


La Fabbrica

さて、最近僕が何をしているかって?イタリア語で「工場」を意味する “La Fabbrica” という名称がヒントです。

いま、VOLO の渡辺仙一郎さん協力のもと、静岡県東部のとある場所で工場として使われていた建物をゲストハウスにリノベートするプロジェクトを進行中です。海が近く、屋上から富士山も望める個性的な別宅になる予定。今まさに完成に向け工事が本格化していて、2月の終わりには詳細の公表を含め完成のご報告ができるかと思います。


So, what am I doing lately? Guess by the name “La Fabbrica” meaning “The Factory” in Italian. 

One of the things that I am currently involved in is a project for converting a disused factory into a guest house in Eastern Shizuoka, in company with Senichiro Watanabe of VOLO. The building will become an unique second home, close to the sea with a great view of Mt. Fuji from the rooftop. The construction is getting up speed now, and we will hopefully be able to announce its completion along with the details by the end of February.



2015-

今年からブログを二カ国語で書くことにしました。また、更新する日を毎月10日、20日、30日と決め、定期的に投稿していきます。リニューアルされたウェブサイトと併せて今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

I’ve decided to update this blog with issues written in both Japanese and English, every 10th, 20th, and 30th of each month. Hoping you enjoy the blog along with the revised website, best wishes for the new year.


丸い友

ド初心者です。でも、ちょっと年期の入った風なマイ・フットサルボールを持っているのです。


同じプロダクトデザインの世界で活躍している小林幹也さんがデザインしたJFA検定球を数年前に購入し、運動不足解消のために時々蹴飛ばしていたものです。ただやはり、会話のように、放ったボールを蹴り返してくる相手がいるほうが楽しそうだと、最近思いはじめていました。

そんな折、仕事関係の方からフットサルへのお誘いがありまして、しかも小林さんもプレイヤーとして参戦とのことで、喜び勇んで羽田空港にほど近いコートへ、マイ・ボールを抱え行って参りました。途中のコンビニでマジックペンを購入しつつ…。

体中から湯気が立つほど走り回り、終盤に至っては足をつりながらも、童心に還って楽しませていただき、そしてボールのデザイナーさんご本人にサインをいただきました。蹴ってなんぼのボールなので、その後も遠慮なく使ってますが…(笑)。


事務所の近くに日産スタジアムを擁する広大な新横浜公園があり、たまに仕事の合間に体を動かしに行きます。天気が良かった先日、新たな楽しみを教えてくれたマイ・ボールを写真に収めました。最近は常に僕の車の後部座席の足元に転がっている丸い友です。


全国の郵便局に納入されます。

僕がデザインした待ち合い椅子を中心とした店舗什器が、日本全国の主要郵便局へ納入されることになりました。既に一部の店舗に入り始めているようなのですが、写真がまだ無かったりで、詳細含め、正式にお知らせできるのはもう少し先になりそうです。

羽田空港に入ったアーラントチェアをデザインした時もそうでしたが、不特定多数の人がハードに使う家具というのは、開発プロセスが家庭用の家具と全く違います。特に、「使う人」と「買う人」がイコールではないという点はコントラクト系ならではの構図で、デザイナーは両者を満足させなければなりません。なかなか大変です。
しかし、業務用の家具の開発を通して学んだことが家庭用の家具のデザインに活かされることは多いですし、当然その逆もあります。今後もジャンルを問わず様々なデザインに挑戦していきたいと思います。


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