BSプレミアム

9月2日(火)19:30〜BSプレミアム「イッピン」にちょっとだけ登場します。福岡の添島勲商店さんのいぐさ製品を取り上げる番組の中で IGSA Series の誕生についてしゃべります。
で、事務所でイッピンのインタビューを受けたんですが、昨年も同じ時期に NHK World の番組の取材で同じように汗だくになりながら IGSA Series に関するインタビューに答えていたのを思い出しました。いい加減、効きの悪くなった事務所のエアコンを修理 or 新調せねば…(汗)。

LORO

 少し久しぶりの雑誌掲載かと思いますが、6月30日発売のモノ・マガジン特別編集「LORO」Vol.17 に収められた「デザイナー名鑑 [日本人編] 」で取り上げていただいてます。20世紀初頭から現代までのプロダクトデザイナー42人が年代別に作品とともに紹介されているこの名鑑、年表形式になっていて、世界や日本の出来事と絡めて見ることができるのが非常に興味深いです。


学生時代からずっと尊敬してきた大先輩から、イベント等で顔を合わせることの多い同世代のデザイナー、そして年齢関係なく素直にリスペクトしている80年代生まれの若手まで、ズラリ。ライターの杉江あこさん曰く「注目したい42人」とのこと。その一人として選出していただき、本当に光栄です。

それにしても、バランスのとれた気持ちよい雑誌です。イタリアや北欧発のステキなライフスタイルを紹介しながらも、特集記事は「日本で暮らすということ」。西洋かぶれにも懐古主義にもならず、「世界の中の日本」という一歩引いた視点を再認識させてくれます。是非読んでみてください。

引っ越しました

事務所ではなく、自宅の話です。

事後報告も甚だしいのですが、三世帯住宅である実家の一部をリノベーションし、3月末に引っ越しました。今は毎日吉祥寺から横浜の事務所へ通っています(片道1時間。第三京浜経由。渋滞なし)。



入居したのは、かつて祖父母が暮らしていた部分で、もともとは和室や応接室、アトリエなどに細かく区切られていました。それを可能な限りぶち抜き、天井を剥がし、大きな空間にしました。工事は24年前にこの家を建てた工務店に頼んだほか、友人らを呼んで自分たちで施工した箇所もあります。設備機器や建材の一部も、自ら手配しました。


アルミ付紙パックを再利用したテトミックスという新素材を実験的に使用している場所もあったり(世界初の事例です)、引き戸に黒板塗料を施し巨大黒板にしている面があったりと、「普通じゃない感」満載の家になっています。

ちなみに、階上の実家に続くガラスブロックの螺旋階段塔は元から存在していたもので、3階まで続いています(我が家は1階)。



設計は P. S. Design Studio の代表で、大学時代の同僚でもある渡辺仙一郎氏。VOLOというリノベーションブランドを立ち上げたばかりで、この吉祥寺の家は彼らの住宅リノベーションにおける一つの事例になります。リノベーションをお考えの方がいらっしゃいましたら、是非コンタクトをとってみてください。

ステキな写真は Taro Peter Little 氏が撮ってくださいました。

大塚国際美術館

せんだって、出張で徳島へ赴いた足で、瀬戸大橋の鳴門側の端にほど近い大塚国際美術館に寄ってみました。


ここは大塚製薬の関連会社が開発した製陶技術を活かし、世界中の名画を陶板として複製・展示しているのですが、原画が実際に存在している空間をそっくり丸ごと再現している「環境展示」が何しろスゴい。もちろん、陶板を壁面に貼っているので目地はあるのですが、絵と空間とそこにいる人の関係性をリアルに体験できるという意味で、他に類のないディスプレイだと思いました。特に、壁画というものは、一部を切り出した展示を見たり、画集などを眺めていても、実際にはどのくらいの距離で見るものなのかとか、その絵が空間の中でどんな光を浴び、どんな役割を果たしているのかといった部分がいまいち理解しにくいのですが、この美術館の展示方法だと、臨場感があるので身を以てそれを知ることができます。イタリアで実際に行ったことのあった教会内の空間も見事に再現されていて、一瞬自分が日本にいることを忘れそうになるほどでした。


今回は十分に時間をとれず、やや駆け足で回ったのですが、次の機会にはじっくりと各展示を満喫したいと思います。


非常に広いため足が疲れますが、広くて気持ちの良い芝生の庭や休憩できる場所があり、写真撮影も基本的にはOKで、おすすめの美術館です。


デザインの舞台裏(2)スケッチ

 デザイナーって、高級なスケッチブックやプロ仕様の方眼紙にカッコよさげなペンなどを使ってスケッチを描いているイメージでしょうか。もしくは専門性の高いソフトを駆使してパソコンの中で描いているイメージでしょうか。僕の場合はアイディアスケッチをする時、基本的にA4判のコピー紙に描きます。筆記用具はフツーの鉛筆と消しゴム。あとは...直線を引くのに定規と、鉛筆が短くなったらホルダー、といったところです。何ら特殊なものや高価なものはありません。

 A4のコピー紙はスキャンやコピーが容易でFAX器にも通ります。鉛筆の乗りが良く、消しゴムも良く効きます。書いては消しを繰り返しても、ちょっとやそっとでは面が荒れません。パソコンで作図した下絵を薄く出力して上から描くのにも便利。必要なスケッチだけをソートして保存するのも簡単です。そして安価であり、画材の専門店へ走らずともスーパーやコンビニでも購入できます。
 鉛筆はこだわりませんが、どんな鉛筆であれ大切に、削れないほど短くなるまで使い切ります(短くなったらホルダーに刺します)。

 クライアントに見せる資料に盛り込む場合などはコピー紙に描いたスケッチをスキャナで取り込み、フォトショップで調整・着彩するパターンが多いです。CGほどの正確さはありませんが、デザイナーが何を伝えたいのか、どこがそのデザインの「見せ場」なのかは、より伝えやすいと思います。もちろん、物によっては手描きではなくパソコンで作図した絵を使う場合もあります。ただやはり、「背中には、この曲線が気持ち良くフィットするな」といったことを感覚的に捉えながらラインを調節できるし、見えない部分の構造や素材の特性にまで想像が行き渡るので、手描きのスケッチはデザイナー本人の理解度を高める意味でも有効だと思ってます。そして伝えるべきビジョンさえはっきり持っていれば、高級な道具や最新鋭のツールに頼る必要はないというのが僕のスタンスです。

 いろんなデザイナーがそれぞれの手法でスケッチをしていると思いますが、今日は「デザインの舞台裏(2)」と題して、こんなデザイナーもいるんですよ、というお話でした。

※ほとんどのスケッチが企業秘密にあたります。写真に写っているスケッチはこの記事のために描いたものです。

season's greetings


ポートレート新調

新しいポートレートをウェブサイトのプロフィールのページにアップしました。
撮り直した理由は2つ。

1)髪型が変わってから「サイトの写真とすいぶん印象違いますね!」と言われるようになった。初対面のかたの場合、本人だと気づいてもらえないこと度々(笑)

2)斜に構えて相手(ポートレートを見る人)から目をそらすのではなく、正面からしっかりと相手の目を見るのが、自分のデザインのスタンスに合致する。

カッコつけた写真ではなく自己紹介の一部としてポートレートを捉え、実際の自分とのギャップを極力なくした自然体の写真を撮ってもらいました。
カメラマンは前回同様、稲葉誠之さん。旧知の飲み仲間でもある稲葉さんとあれこれ会話をしながら楽しく撮影にのぞみました。また、場所も、ジュエリーブランドKIKY(ロゴは当方のデザインです)を展開する星山清美さんのアトリエの一角をお借りしました。ざっくりとしているのに暖かみのある空間で、100%リラックスできたのは本当によかった。お二人とも、ありがとう。


次に髪型が変わるまで、しばらくはこの写真でいくと思います。
※一見オールバック風ですが、カリアゲチョンマゲです。

サインのデザイン

非常に珍しいデザイン依頼をいただき、先日「納品」しました。
サイン計画のことではなく、autograph のほうのサインです。

ご依頼主は、ドイツ在住のフルート奏者・関根雅裕さん。以前、日本での公演に絡むグラフィックデザインをやらせていただいた関係です。
僕自身もそうですが、自分の名前で仕事をしていると様々な場面でサインを求められます。関根さんも幾多の求めに応じる中で、単なる文字列ではない、オリジナリティのあるサインの必要性を感じられたそうです。

サインのデザインをするにあたって、まず、利き手を伺いました。右利きと左利きとでは、描きやすいラインが全く違うからです。
次に、関根さんが職業柄、文字以外で書く機会が多いと思われる「音符」に注目しました。何より「音符」は音楽に関わりがあることを視覚的に伝える、非常に分かりやすい図形でもあります。ベタかもしれないけれど、この「音符」を何らかの形でサインに組み込みたいと思いました。
また、ドイツを拠点にグローバルに活動をされている関根さんの柏公演を聴いた際、日本の民謡をテーマにした楽曲の演奏に、日本人ならではの言葉や文化に裏打ちされた息づかいを感じ「生い立ちが音楽に命を吹き込んでいる!」と非常に感動した経験から、他文化に迎合しない堂々とした日本語のサインが「世界の中の関根さん」らしいかな、と思いました。

そんなことをあれこれと考えながら試行錯誤して辿り着いたのが、音符などの音楽記号によって構成された漢字による「関根」のサイン。これをお送りしたところ、即座に喜びのお返事をいただきました。気に入っていただけたようで、嬉しいかぎりです。
これを音楽表現したら、果たしてどんな音になるのかな?なんて、思います。
最終的には、関根さんの手によって何百回何千回と書いていくうちにご自身のものになります。楽しみです。



ちなみに、僕のサインは中学生の時に考えたものです(笑)。「Kしみず」を勢い良く書いた形になっています。なぜ当時サインなんか考えたのか(必要もなかったろうに)、今となっては覚えてませんが、以来25年くらい全く変えることなく使っています。

NHK WORLD 出演情報

NHK WORLD の Artisan×Designer という30分番組で、IGSA series の開発秘話(?)が紹介されます。国際放送のため全編英語で、僕がしゃべる部分が一体どんな声で吹き替えられてくるのかがとても気になります(笑)。

番組はインターネットで視聴。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/artisan/index.htm

放送時間:10月2日(水)23:30〜24:00
repeat:10月3日(木)3:30〜、7:30〜、 11:30〜、15:30〜、19:30〜

微妙な時間帯ですが、タイミングが合えば是非ご覧ください。


海好き

東京、横浜、サンフランシスコ、シアトル…

僕が少年期を過ごした都市には、だいたい海がありました。港だったり砂浜だったり。

その影響か僕は海が大好きで、今でもプロダクトをデザインする際に「海の見える景色に合う」イメージを頭の片隅に置いていることが少なくありません。フォルムのモチーフを客船などに見いだすこともあります。船が旅立つ先、水平線の先の大海の向こうには色んな国があって、無限の夢が広がっているように感じます。


久しぶりに変えてみたWebトップページの画像は、最近訪れた千葉の港で撮影した写真です。

何層にも塗り重ねられたペンキのテクスチャなんかも人間の営みが感じられて、なかなか良いんだよなぁ…。





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